鈴鹿の酒の歴史は古く、倭姫命(やまとひめ)が天照大神(あまてらすおおみかみ)の命を受け、鎮座場所を現在の伊勢神宮に定めるまでの行幸の様子を書いた「倭姫命世記」(やまとひめのみことせいき)に味酒鈴鹿国(うまさけすずかのくに)の記述が見られます。今も鈴鹿川流域の川俣神社では、毎年「味酒祭」が行われております。これらのことより、「うまさけ」(※注1)とは鈴鹿に係る枕詞として、現在に伝えられています。

これは、都から伊勢神宮への道中にあたる鈴鹿の酒はおいしいということが、当時の都の人々のあいだで広く認知されていたことの証であると考えられます。

うまさけ

杜氏紹介 プロフィール

杜氏  内山智広 (うちやま ともひろ)

三重県鈴鹿市出身。昭和47年6月生。
地元の高校を卒業後、名古屋の専門学校でバイオテクノロジー(生物化学)を学び、酒つくりの道に入り現在にいたる。

「麹は、蒸し米に麹菌を繁殖させたものです。酒つくりにおいて一番大切なものが「麹つくり」であるといっても、過言ではないと思います。
ひとつとして同じ物ができないというところが一番おもしろいところでしょうか。今度はこうやってみよう、ああやってみようと毎日いろいろなことを考えています。知れば知るほど、伝統に学ぶことはたくさんあります。毎日、毎年がチャレンジの連続です。
この仕事をして一番うれしく、誇りに思えるのは、そうやって出来上がったお酒を、おいしいといっていただいときです。」

伊勢杜氏について

農閑期を利用して但馬・越後・南部などから酒造りのために、出稼ぎに来るという季節杜氏制度が確立する明治末期まで、「伊勢杜氏」が三重県の酒造りを行っていました。「伊勢杜氏」として有名な星野友七翁は、江戸終期に現在の員弁郡北勢町で産まれましたが、慶応元年、秋田佐竹藩にて酒造りの指導を行い酒造の改善・改良に努め、東北の名醸地秋田の基礎を築きました。

一方、酒米として有名な「山田錦」は「山田穂」を改良して作られた品種ですが、「山田穂」は三重の山田(伊勢市)で栽培されていた品種です。その昔、全国から訪れる伊勢まいりの人々が伊勢の酒があまりにも美味しいのに驚き、その原料米の「山田穂」を持ち帰り育て、それが広まり、後に「山田錦」に改良されたとのことです。

受賞暦

国内
平成12年 全国新酒鑑評会 金賞
平成17年 三重県議会議長賞 純米吟醸の部
三重県知事賞 大吟醸の部
平成18年 三重県議会議長賞 純米吟醸の部
平成19年 全国新酒鑑評会 金賞
三重県知事賞 大吟醸の部
平成20年 全国新酒鑑評会 金賞
平成21年 全国新酒鑑評会 金賞
三重県議会議長賞 純米吟醸の部
国外
U.S.A.National Sake Appraisal
2006 Golden Award of Excellence Ginjyo
2007 Golden Award of Excellence Ginjyo
2007 Golden Award of Excellence Daiginjyo A
2008 Golden Award of Excellence Ginjyo
2008 Silver Award of Excellence Daiginjyo A
International Wine Challenge
2008 Silver Medal Daiginjyo
2008 Silver Medal Junmaidaiginjyo Nakadori
2009 Gold Medal Daiginjyo
2009 Silver Medal Junmaidaiginjyo Nakadori



清水醸造株式会社